ディーニュ、マンガラ、グリーズマン、グルニエ…若い才能が名を連ねる
これらの前口上の後に発表されたのが、以下の30人だ。とくに本戦要員の23人には、大きなサプライズはなかった。
GK
ロリス、マンダンダ、ランドロー
DF
エブラ、ディーニュ、ドビュッシー、コシエルニー、サニャ、マンガラ、サコ、バラン
MF
マテュイディ、キャバイエ、グルニエ、シソコ、バルブエナ、ポグバ、マブバ
FW
ベンゼマ、ジルー、レミ、グリーズマン、リベリー
予備7名
カベラ、ラカゼット、シュナイデルラン、トレムリーナス、ルフィエ、ゴナロン、ペラン
印象としては、デシャン監督の構想の中で当落線上にいた数名に関して、3月5日のオランダ戦で確証を得たのだろうということ。
この試合で後半46分から出場した左SBのディーニュは、所属するPSGではマクスウェルの控えゆえに出場時間は多くないが、より代表経験豊富なクリシーを退けてメンバー入りを果たした。
ポルトのCBマンガラは、昨夏の南米遠征(ウルグアイ&ブラジル)で初招集されたが、このオランダ戦で急遽負傷辞退したコシエルニーに代わってフル出場し、指揮官に確信を抱かせるに至った。
そして、この試合で初めて起用されたグリーズマン。レアル・ソシエダで今季大ブレークのこの若武者についても、すんなりチームに馴染んだどころか先制点の起点にもなっただけに十分な手応えを得たのだろう。