DFに那須、2列目に工藤、CFに大久保。招集したい3選手
一貫性と理解は、メジャートーナメントでの成功に不可欠であるため、ディフェンスの成熟度、経験、信頼を持っている必要がある。一回の間違いがチームを試合を困難なものにする可能性もある。
私が選ぶ5人の守備陣は、それらのプロセスを踏まえて大部分は変わらないだろう(必ずしも集中力が欠如しないとは言えないが)。ゴール前に川島、右に内田、今野と吉田を中央に据え、左を長友がアップダウンする。長友の活躍はブラジルでの鍵となるはずだ。
バックアップとしてはGKの西川と権田、DFには2人の酒井と森重は欠かせない。そして、そのエリアでの私の最後のピックアップは浦和レッズの那須大亮だ。
那須は、負傷者が発生した場合にはサイドでもプレーが出来る。さらに、多くの日本人CBが欠如しているフィジカルの強さを持っている上に、高さがあるため空中戦でも力を発揮できる。しかも、反対側のペナルティーエリアでは敵の脅威となることもできるだろう。
守備的MFに関しては、上記の4人から変更はしない。先発は長谷部と山口で、遠藤と細貝をサブに据える。
1トップの背後に位置する2列目の選手は、基本的に通常通りの選択だ。岡崎は自身のキャリアにおいて得点を量産しており、本田はチームの心臓だ。そして香川真司。彼はオールド・トラッフォードで憂鬱なシーズンを過ごしたものの、日本が誇る最高の選手であることに変わりはない。
齋藤学と工藤壮人は、15分間で1点を奪うための有効なオプションとなるはずだ。ディフェンダーが密集しているエリアでもドリブル突破ができる齋藤の能力は日本の試合においてライバルがいない。
柏レイソルの工藤は、センターフォワードの後ろに位置する3つのポジション全てをこなすことができる。そして、彼は的確な位置取りとゴール前での嗅覚を持っており、ラインの裏を抜けることも出来る。
彼はまた、大久保嘉人の唯一の相棒となることが出来るが、まずはベンチでの居場所を見つけなければならない。