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アーセナルのチェンバレンが「夢は叶う」と幼少期の雄姿を公開

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「夢は叶うと見せたかっただけ」

 チェンバレンはサウサンプトンのアカデミーに在籍した当時、アーセナルの旧スタジアム、ハイバリーで同クラブと対戦した思い出の写真を公開し次のように語った。

「セインツ(サウサンプトンの愛称)でプレーする11歳の僕が、ハイバリーでアーセナルと戦った。ティエリ・アンリが座っていた控室の椅子でプレミアシップの選手になった気分を味わったことを今でも覚えているなんて。あの時の経験はハッキリと思い出せるし、試合は1-4で負けたけど、1ゴールは僕がアシストしたから快感だった。夢は叶うと見せたかっただけ」

 股関節の怪我で離脱しているチェンバレンは、アーセナルの今季最後の試合となる17日にウェンブリーで行われるハルとのFA杯決勝に欠場する可能性が濃厚となっているが、同クラブのアーセン・ヴェンゲル監督は「6月のワールドカップには間に合うだろう」と語っている。

【了】

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