大宮(16位)vs浦和(2位)
ディフェンシブサードでのタックルのデータを調べると、対照的な結果が出た。少ない回数で効率よく相手の攻撃を阻んでいる浦和に対し、大宮はリーグで2番目に多いタックル数を記録しながら成功率は最下位。
アプローチに行った際に奪い切れなければ守備にギャップを生むことになり、それが対戦相手のスルーパス成功率にも表れている。平均支配率リーグ3位の浦和と11位の大宮とでは、どちらが主導権を握って攻めることになるのかは明白。
大宮は敵のパス回しに釣り出されないよう慎重に守り、高い決定力を生かしてワンチャンスに賭けたい。
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記事提供:Football LAB/データスタジアム