川崎F(8位)vs鹿島(3位)
パス総数では、やはり川崎Fに軍配が上がる。しかし、ラストパスに限ると鹿島がわずかにリード。手練手管にたけた鹿島はフィニッシュのパターンが豊富にあり、川崎Fにはポゼッション時のリスクマネジメントが要求される。
また、パスワークの印象が強い川崎Fだが、敵陣PA内の空中戦の勝率は62.0%で横浜FMに次ぐ2位。選手個人で見ても、鹿島に比べて高い数値を記録している。
特に、勝率が8割を超える小林がどのようにして上背のある鹿島の守備陣に競り勝つのか、その駆け引きは注目だ。
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