日本勢で唯一白星発進したのがサンフレッチェ広島
もっともショッキングな結果を引き起こしたのは、先陣を切ったセレッソ大阪だろう。昨年優勝の中国の広州恒大をホームに迎えたが、1-5と大敗。まだ第1戦が終わっただけとはいえ、4点差での負けに加え、アウェイゴールを5つ許し、第2戦での巻き返しは絶望的とも言える大差による敗戦を喫した。
同じくホームで負けたのが川崎フロンターレ。昨年準優勝の韓国のFCソウルに2-3で敗戦。前半は得意のパスサッカーで圧倒し、後半早々に先制。その後、追いつかれながらも突き放すも、終盤に失速。残り7分で同点に追いつかれると、ロスタイムにも痛恨の失点を浴びて手痛い逆転負けとなった。
アウェイで迎える第2戦では、2点差以上の勝利か、1点差以上の勝利なら4点以上が勝ち上がりの条件となっている。厳しいがまだ巻き返しは可能だ。
日本勢で唯一白星発進したのがサンフレッチェ広島。オーストラリアのウェスタンシドニーワンダラーズに3-1で勝利。石原直樹の2ゴールでリードを奪うと、終盤にも柴崎晃誠のFKがそのまま決まり3得点。アウェイゴール1点を許したものの、得失点+2のアドバンテージを得て終えることが出来た。
広島は第2戦を引き分け以上で文句なし、たとえ負けても1点差以内なら無条件でベスト8進出が決まる。
第2戦は5月13日にセレッソ大阪が、14日に川崎フロンターレとサンフレッチェ広島がいずれもアウェイの地に乗り込み行う。
【了】
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