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香川真司 11年前

マンU監督が2つのサプライズ起用。現地は若手に賛辞もボランチの香川に厳しい指摘。「放浪」「印象にない」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

2得点のウィルソン、やはり高評価

ユーロスポーツ(テレビ局)=7点(及第点)

マンオブザマッチ=ウィルソン

「ウィルソンはユナイテッドで歴代4番目に若い年齢(18歳5ヶ月)でリーグゴールを決めた。ユナイテッドでデビュー選手が2得点を決めるのは、2001年の元オランダ代表FWルート・ファンニステルローイ以来のこと。

 フェライニは今季ようやく初アシストを記録した。ファン・ペルシーがホームで得点するのは2月のフラム戦以来のことで、彼がホームで得点した過去16試合の戦績は14勝2分けと無敗を維持している。

 ギグスは新人2選手を先発させ、感心した様子だったが、ウィルソンは素早い反応を見せて決めた2得点で恩返しした。残念だったのはギグスがウィルソンにハットトリック達成を許さず、後半19分にファン・ペルシーと交替させたこと。

 40歳のギグスは自身現役最後のホーム戦かもしれない試合後にファンに対して感情的な演説をした。彼は泣きそうだったが、自身の去就については触れなかった」

マンU監督が2つのサプライズ起用。現地は若手に賛辞もボランチの香川に厳しい指摘。「放浪」「印象にない」
香川真司【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 スカイスポーツとは異なり、デビュー戦で2得点という結果を出した新星ウィルソンに高い評価を与えた。

マンチェスター・イブニング・ニューズ(地方紙)=6点(平均点)

「香川は今季を通して出場機会が不安定であり、今回のパフォーマンスはそれに少し反映しているようだった。まったく印象を残せなかった」

マンオブザマッチ=ウィルソン

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