2得点のウィルソン。先発抜擢の若手が大活躍
ジェームズ・ウィルソンとトム・ローレンス。サンダーランド戦から中2日で迎えたギグス暫定監督のホームゲーム最終戦は、この2人の若者によって勝利で締めくくられた。
18歳のウィルソンは、イングランドU-19代表のストライカー。今シーズンはU-21プレミアリーグで9試合出場7得点、UEFAユースリーグでは6試合出場5得点を記録している。
20歳のローレンスはウェールズU-21代表のセカンドストライカー。今シーズンは、13年11月28日から14年1月28日までリーグ1(3部)のカーライル・ユナイテッドへ期限付き移籍し9試合出場3得点。
その後、1月31日からはチャンピオンシップ(2部)のヨーヴィル・タウンへ期限付き移籍して19試合に出場し2得点を挙げた。
そして、ライアン・ギグス暫定監督によって先発メンバーに抜擢されたこのハル・シティ戦でウィルソンは2得点を挙げる活躍を見せた。
パフォーマンス・スコア(オプタ社による攻撃、守備、ポゼッションでの評価)では、アドナン・ヤヌザイが記録した両チーム最高の75点に次ぐ57点を記録。ローレンスも得点こそなかったものの、パフォーマンス・スコアで33点を記録した。
苦難続きだった今シーズンだが、オールド・トラッフォードでの最終戦で未来への希望とも言える逸材の活躍が観られたことはファンにとっても大きな喜びとなったはずだ。
ウィルソンの2得点を演出してスカイ・スポーツの採点でも両チーム最高となる9点を記録するなど好パフォーマンスを披露したヤヌザイも含めて来シーズン以降の活躍に期待したい。