悲願の優勝達成に陰りが…
ジェラードは同試合前の23日、13歳以下のアカデミー選手たちに対し、チェルシー戦で勝ったら全員をマクドナルドへ連れて行くことを約束していた。だが、同試合では守備を固めたチェルシーに手を焼き、前半45分には相手の先制点に繋がるミスを犯し、チームも連勝記録を11試合で止めてしまった。
これにより自力優勝の主導権はマンチェスター・シティへと移り、一転して24年ぶりとなる悲願の優勝達成に陰りが見えてきた。
チェルシー戦の前にはリヴァプールファンが先走って「プレミアリーグチャンピオン」のシャツを販売開始し、試合にはリヴァプールの歴代選手たちも駆け付け、そうそうたる顔ぶれがスタンドから見守っていた。リヴァプールの誰もが勝利を確信していただけに、ここにきて味わった挫折感は計り知れないものとなった。
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