次節、いよいよミラノダービー。長友VS本田のマッチアップが鍵を握る
後半、ナポリは立ち上がりから一転攻勢を仕掛ける。5分、鋭いパスワークで完全に揺さぶられたところをイグアインにシュートされるが、ゴール前のカバーに入っていた長友はこれをクリア。そしてその後は、積極的に攻勢に出た。
7分、パラシオが左に展開したところに走り込み、サイドを深く突破して左足でクロスを上げる。長友にパスを預けた前線に飛び出したパラシオが触るが、ヘッダーは逸れてしまった。長友は続く9分にもコバチッチからのパスを受けて、またも左足でクロス。しかしレイナがパンチングで防いだ。
そして22分、37分には決定的なシュートチャンスも得た。ただ右クロスがファーに流れてきたところに反応した22分のシーンでは、芝に足を取られて転倒しシュートは未遂。37分にはコバチッチの完璧なスルーパスから裏に出てシュートを狙うが、GKレイナにストップされた。
インテルはその直後、インレルにエリアへの侵入を許してシュートを打たれるが、これはなんとバーに。その後は双方ともにシュートチャンスを得ることが出来ずにドロー。もっとも内容の上では、双方ともに攻守で引き締まったプレイを披露した好ゲームだった。
その中で勝ち点1を拾ったことについて「最低限の結果。実力的に言えばナポリの方が上だし」長友は好意的に捉えていた。
さて、次節はいよいよミラノダービー。長友と本田は同サイドで対峙する事になる。タイプは違うが、外から中へと絞る点でナポリのカジェホンと本田の役割は一緒。
抜け目なく彼がチャンスを作るのか、それとも長友がスピードと運動量で押し込むのか、試合の鍵を握るマッチアップとしても期待したい。
【了】
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