「周りにどう思われようと自分を信じる。自分を疑いだしたらおしまいです」
さて、今季の小林は4試合に出場。約1年ぶりの出場となった福岡戦は、3点目の起点となるパスを出すなど、久々にプレーの冴えを見せた。以降、部分的な出来、不出来はありながらも着実に出場時間をのばし、いよいよ反撃の気配を濃くしている。
「何が起きても楽しい。全部、おもしろい。目の前に立ち塞がるものがあったら、おお、試練きたかと。おれの場合は試練ばっかりですけどね。周りにどう思われようと自分を信じる。自分を疑いだしたらおしまいです」
注目されるのは、4月26日、J2第9節の東京ヴェルディ vs ジュビロ磐田だ。はたして、その日のピッチに小林は立つのか。
「開幕前の練習試合でヴェルディと対戦したときは、どうってことなかったですが、さすがに味スタで試合をしたら特別な感情が湧くと思う。今度、点を決めたら、みんなの前でちゃんと喜びたい。ごめんなさいという意味でも。がんがんブーイングされても大丈夫ですよ」
(文中敬称略)
【了】
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