神戸(1位) vs C大阪(9位)
C大阪の柿谷は開幕から8試合無得点。ある程度フィニッシュワークに専念できた昨季と違い、今季は中盤での組み立てなど、攻撃面で求められる役割が増えたことも影響していると考えられる。今節の相手である神戸はタックル数がリーグ1位タイ。C大阪も球際の激しさでは引けを取らないが、その一方で被タックル時のボール支配率(相手のタックルを受けた際にボールをキープできたかどうかの割合)はリーグ17位と、同タイプの守備への耐性はない。エースの特長を最大限に生かす意味でも、手数を掛けないシンプルな裏狙いが理想といえる。
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