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意味不明だったマイケル・ジャクソンの銅像。博物館で再び公の場に

「人に愛されるべき場所に置くべきだと決めた」

 マイケル像は前エジプト人オーナーのモハメド・アルファイド氏が「友人」と言う理由だけで建立したため、アウェーファンから揶揄されるなどし、地元ファンやメディアから批判を受けていた。だが、昨夏から新オーナーとなったシャヒド・カーン氏の就任に伴いアルファイド氏に返却されると、地元からは喜びの声が上がった。

 アルファイド氏はマイケル像の寄贈について次のように語った。

「国立サッカー博物館は素晴らしい施設だ。像は私にとって大事なものだし、家族のようなものだが、考えた結果、人に愛されるべき場所に置くべきだと決めた。マイケルも分かってくれると思う。サッカーと同じように、彼は世界を楽しませてくれた」

 一方、同博物館の広報は、「像にまつわる話とフラムとの関係は、ファンを考えさせるものだし、アルファイド氏の寄贈をありがたく思う」とコメントしている。

 この行為は故マイケル・ジャクソン氏だけでなく、フラムファンにとっても「ありがた迷惑」となっており、笑いの種は思わぬ形で再び公に姿を現した。

【了】

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