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Jリーグ 11年前

J1第8節まとめ。シンプリシオ、ペドロ欠くも上位対決を制す。神戸の力は本物だ!

text by 編集部 photo by Kenzaburo Matsuoka

勝ち点が遠い徳島

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この日も得点を挙げた清水・大前は好調をキープ【写真:松岡健三郎】

【徳島対清水】

 開幕7連敗中の徳島だったが、この日も大苦戦を強いられた。前半11分と19分にノヴァコヴイッチが連続ゴールを奪うと、後半31分にスルーパスを受けた高木俊幸が決め、後半45分には大前元紀が試合を締めくくる4点目を奪った。

 徳島も前半30分にPKのチャンスを得たが、高崎寛之のキックはGKに防がれ流れを変えることはできなかった。これで徳島はリーグ戦7連敗と2007年に記録したクラブワーストに並んでしまった。

【柏対横浜FM】

 横浜FMは中村俊輔が広範囲に顔を出して起点となり、先日のアジアチャンピオンズリーグで2点を挙げた齋藤学が積極的にゴールを狙う。対する柏は、レアンドロ・ドミンゲスがこの日も不在で起点が作れない。この日の両チームのシュート数は柏が7本、横浜FMが8本だった。チャンスの少なさを表すように、0-0の引き分けで試合は終わった。

【G大阪対大宮】

 一進一退の攻防の中、どちらも1点が遠い。しかし試合終盤にスコアが動く。後半38分、CKのこぼれを繋いでクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだ丹羽大輝が技ありのシュートを決めてG大阪が先制する。

 対する大宮も後半42分、今井智起のクロスを前線に上がっていた菊地光将が頭で合わせてすぐさま同点に追いつく。スリリングな展開に終止符を打ったのはG大阪。失点のわずか1分後、怪我明けの今野泰幸がミドルシュートを決めた。J1復帰後なかなか波に乗れなかったG大阪が今季リーグ戦2勝目を挙げた。

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