注目の試合を制したFC東京。セレッソはリーグ4戦勝ちなし
【鹿島対神戸】
1-1で迎えた後半9分、オフサイドと勘違いした神戸・山本海人が返したボールをダヴィが拾うと、そのまま持ち込み無人のゴールに流し込み勝ち越し。しかし神戸も奮起する。後半20分、ペナルティエリア内でハンドを取られた鹿島・青木剛が退場となり、これで得たPKをマルキーニョスが決めてJ1通算140点目を記録した。
後半24分には左からのクロスに小川慶治朗が押し込んで逆転に成功。神戸はこれでリーグ戦4試合連続3ゴールと攻撃が爆発。躍進の原動力であるブラジルトリオのうち2人を欠いた中での勝利は、神戸の力が本物であることを示している。
【FC東京対C大阪】
スコアレスで迎えた後半21分、太田宏介がクロスを入れると、平山相太が16日のナビスコカップに続き2戦連続となるゴールを奪った。そして後半32分、高橋秀人のヒールから武藤嘉紀が決めてリードを広げた。
強力攻撃陣を擁するC大阪はチャンスを作りながら最後まで得点を奪えず、リーグ戦4試合勝ち星なし。一方のFC東京は40,761人が詰めかけたホームでリーグ戦3勝目を挙げた。
【仙台対鳥栖】
仙台が鳥栖のゴールを脅かす中、先制に成功したのはアウェイチームだった。前半終了間際の44分、左サイドから安田理大がクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ丹羽竜平が左足で決めた。
後半15分に相手のオウンゴールでリードを広げると、後半45分にはカウンターから早坂良太が独走し、勝負あり。シュート数では仙台が上回ったが、鳥栖が決定機をモノにした。
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