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モウリーニョ・チェルシー、78戦目でホーム無敗記録ストップ。アトレティコ、リバプールと続く“大一番へ”手痛い一敗

チェルシーは、19日のプレミアリーグ第35節でサンダーランドに敗れモウリーニョ監督のホーム無敗記録が77試合でストップ。優勝争いに大打撃を与えそうな敗戦だが、首位リバプールとの直接対決も残している。

text by 海老沢純一 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

伏兵サンダーランド、モウリーニョ・チェルシーのホーム無敗記録をストップ

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エトーのゴールで先制点を挙げたチェルシーだが…【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography 】

 78試合目、ついにモウリーニョ・チェルシーのスタンフォード・ブリッジでの無敗記録がストップした。

 優勝を争うシーズン終盤、最下位のクラブとのホーム戦とあればファンのほとんどが勝利を確信していたはずだ。しかし、心のどこかで小さな不安も抱えていた方も少なくは無かっただろう。

 それでも試合が始まれば、前半12分にサミュエル・エトオが先制点を挙げた。「不安な気持ちは無駄に終わってくれる」。開始間もない得点はそう思わせるに十分なものだった。

 だが、この日のチェルシーは1つだけ違う点があった。モウリーニョ・チェルシーで常にゴールマウスを守った男、ペトル・チェフが居なかったのだ。

 もちろん、マーク・シュウォーツァーも優秀なゴールキーパーだ。それでも、チェフであればコナー・ウィッカムによる18分の同点ゴールは生まれていなかったのではないか? 結果論だとしても、そう思わずにはいられないものだった。

 後半36分にセサル・アスピリクエタがサンダーランドに与えたPKは、試合結果を左右する判定だったこともあって物議をかもしそうな雰囲気を漂わせている。

 しかし、自らのミスでボールを失い、エリア内でスライディングを仕掛ければ完璧なタックルでない限り、かなり高い確率でPKになるだろう。イングランドの審判であればなおさらだ。

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