購入したファンの忠誠心に感謝
受話器を取ったのはクラブ主将を務めるノルウェー代表DFブレデ・ハンゲランドをはじめ、イングランド代表MFスコット・パーカー、オランダ代表DFジョン・ハイティンハ、スイス代表MFパイティム・カサミといった主力選手。チームが降格危機に瀕する中、プレミアリーグ残留を信じてシーズンチケットを購入したファンの忠誠心に感謝した。
フラムは2月から2ヵ月間、最下位に低迷していたが、過去2試合を2連勝で飾り、第34節を終えて降格圏外17位のノリッチに勝ち点2差と迫る18位に浮上するなど、終盤に来て調子を上げてきている。
フラムが残留争いを繰り広げるのは2007-08年シーズン以来のことで、当時は現イングランド代表のロイ・ホジソン監督がシーズン途中から指揮し、最終節で勝って残留を決めた。その前例を2月下旬から指揮を執るドイツ人のフェリクス・マガト新監督に重ねるファンも少なくない。
【了】