ラウンド16進出の可能性が潰えてしまうチーム
Jリーグ勢の4チームはいずれも2位以内の可能性を残しているが、第5節の結果次第では最終節を待たずにラウンド16進出の可能性が潰えてしまうチームもある。
勝ち点4でグループ最下位の横浜F・マリノスがそうで、もしこの試合で全北現代に敗れ、裏のカードであるメルボルン・ビクトリー対広州恒大で広州が勝利した場合は、その時点でマリノスのグループリーグ敗退が決定となる。
Jリーグでは4試合勝ちに見放されており、先週末のリーグ戦でも、監督が変わったばかりのベガルタ仙台に今季初白星を献上するなど、チームにも元気がない。グループリーグ初戦ではアウェイで完敗を喫した全北現代相手に、踏ん張りどころと言えるだろう。
一方、アウェイの中国に乗り込む川崎フロンターレも負けられない状況だ。首位は蔚山現代で勝ち点7。2位ウエスタンシドニーと3位川崎フロンターレが勝ち点6で並び、貴州が勝ち点4となっている。
貴州は最下位ながらも、残り2連勝すれば勝ち抜けの可能性があり、ホームで戦うこの第5節は必勝を期してくるはずである。小林悠、レナト、大島僚太といった主力選手をケガで欠いていることは不安材料だが、貴州は初戦で勝利している相手でもある。
今季のACLで、アウェイゲームで勝利したJリーグチーム勢はまだいないだけに、ここで勝ってグループ突破に王手といきたいところ。
脱落か、生き残りか。
15日に先陣を切って戦う神奈川の2クラブに注目したい。
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