富士通に次ぐ2つ目のスポンサーとなる日本企業
ACミランが東洋ゴム工業株式会社とスポンサー契約を結んだと、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
本田圭佑獲得効果による日本企業との契約は2社目。2016年までの契約で毎年300万ユーロ(約4億2000万円)の収入となる。
ミランのバルバラ・ベルルスコーニCEOが新しいパートナーシップ契約に、このほど、サインした。ミランの商業部門の代表として、初めての契約が日本のブランドとのものだった。それが東洋ゴム工業。
同社はタイヤの生産販売を主にしており、今日からこの日本企業がミランのプレミアムスポンサーになる。スタジアムに社名などを記した看板を出すことができる。
バルバラCEOは「ようこそトーヨータイヤ。契約を大変嬉しく思っています。このパートナーシップの始まりで、我々のクラブがよりグローバルになるのは、嬉しいことです。これを通じて、多くのアジアのサポーターをさらに増やして、より深い絆を築いていくことになるでしょう」とコメントした。
東洋ゴム工業は富士通に次いで、2番目にスポンサーとなった日本企業。いずれも本田の獲得の後、契約したもの。経済状況の芳しくないイタリアだが、本田獲得効果により、ミランはジャパンマネーで潤いを見せている。
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