「この試合はリスクを負わない方がいい(本田は)重症ではない」
――守備面が向上しましたか?
「チーム全体が、守備に注意しているし、フィジカル面の調子がいい。結果も出ているので、持続性を持たせたい。チームは機能しているから、そのまま結果を出したい」
――本田の代役は?
「ポーリかビルサ、ロビーニョ、ターラブを右、ロビーニョが左でもできる、今日また様子をみてみる」
――来季のヨーロッパリーグ出場権については?
「全力を尽くすことだ。7試合残っているから、7試合全て勝とうと思っている。ミランは常に最高の結果を目指すチーム。どこまでいけるか、いけるところまでいくだけだ。できるだけ高いところまで行きたい。サポーターのためにも、彼らにはそれがふさわしい」
――本田の回復には時間がかかるか?
「時間が必要だが、そんなにはかからない。この試合はリスクを負わない方がいい。重症ではない」
――どこのけが?
「足首の捻挫だ」
本田は軽症であることを強調したが、カターニャ戦ではリスクを冒さない方針を発表した。メディアとサポーターに「我慢が必要」としつこいぐらいに説いてきたセードルフ監督は最近の試合での背番号10の活躍に目を細めている。1試合の欠場で評価が揺らぐことはなさそうだ。
【了】
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