被シュートパターン
最後に被シュートパターン(対戦相手のシュートパターン)をまとめた。シュートパターン同様にセットプレーに着目すると、首位を走る町田はセットプレーからの被シュートがわずか2本。
相手にセットプレーを与えた数そのものはそこまで低くはないが、シュートを打たせないことに成功している。消化試合数が少ないため、他のチームよりも群を抜いて被シュートが少ない琉球と金沢だが、試合平均値に換算しても両者はリーグでも1位、2位の少なさである。
特に琉球は、1本PKを与えてしまったことはあるものの、ディフェンシブサードでのファウル数も1試合平均1.25と最も少なく、今のところ効率的な守備に成功している。
簡単ではあるが、以上がデータ紹介となる。5節を終えた時点でもすでに多くの特長や課題が表れているが、この中から良い変化を起こしながら初代J3チャンピオンに輝くのはどのクラブチームか? 今後の動向を見守りたい。
【了】
記事提供:Football LAB/データスタジアム