右足で超ロングシュートが決勝点
後半42分、福井は相手GKが敵陣ゴール前から蹴ったFKを自陣右サイドで胸トラップすると、ハーフェイライン手前の推定約60メートルの位置から右足で超ロングシュートを放ち、ボールは大きな弧を描いて相手GKの頭上を越え、ゴールに吸い込まれた。これが決勝点となり、スティエスカが1-0で勝利した。
このゴールは米テレビ局NBCでも取り上げられ、「日本人選手がルーニーを超える驚異のシュート」と題され、22日のウェストハム戦でマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが決めた約53メートル(スカイスポーツ調べ)のロングボレーシュートと比較された。
同リーグ昨季覇者のスティエスカは現在、リーグ戦第24節を終えて2位と勝ち点5差をつけて首位を走っている。モンテネグロ1部は12チームで構成され、優勝チームには来季チャンピオンズリーグ2次予選の出場権が与えられる。
福井は今季開幕直後の9月にUEFA公式サイトで取り上げられ、「僕が欧州でプレーできるか試す時が来た。夢を実現させるために全力を尽くす」と語っていた。
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