「私はサッカー監督のデイビッド・モイーズと血縁関係にない」

　ツイッター上では、日本の芸能界でも俳優の陣内孝則さんと芸人の陣内智則さんを混同したという話はTV番組などでもお馴染みだが、イングランドのサッカー界でも同様のハプニングが起こった。

　とんだ巻き添えを被ったエディンバラ在住のサラ・モイーズさんは自身のツイッター上で、「私はサッカー監督のデイビッド・モイーズと血縁関係にない。お願いだから私の名前をツイートするのをやめて。彼は自分のアカウントを持っているはず」と苦情を呟いた。

　不運にもモイーズ監督はツイッターをやっておらず、娘のローレンも英大衆紙が捏造したユナイテッドのFWウィルフレッド・ザハとのゴシップに嫌気が差してアカウントを閉鎖したため、数百人のファンの怒りの矛先が「@Moyesy」という同監督の愛称とも取れるユーザーネームを持つサラ・モイーズさんのもとに飛んできた格好となった。

　これにはツイートした一人、元イングランド代表FWでBBCのスポーツ番組司会者を務めるガリー・リネカー氏も謝罪した。

　ツイッターのユーザーネームで同様の被害に遭った前例は過去にもある。ITコンサルタントのラビ・ビスベスバラ・プラサドさんは、ユナイテッドのオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーと同じイニシャルである@RVP、米国の学生アシュリー・ファン・ブレンさんもロシア1部ゼニトのアンドレ・ビラスボアス監督と同じイニシャルである@AVBというユーザーネームを使用し、ファンに混同された。

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