ルーニーの不在。マンUはCLを見据えたメンバー
前半17分、アシュリー・ヤングが負傷によってアドナン・ヤヌザイと交代。左サイドで先発していた香川真司は、この交代によって右サイドへ。そして、このスイッチが香川自身にもフアン・マタにもハビエル・エルナンデスにも功を奏した。
今シーズンは不甲斐ない結果が続き、多くの批判を集めるユナイテッド。しかし、アウェーでの成績は16試合で9勝3分け4敗の勝ち点30。なんと、リーグトップの成績を上げている。
そんなユナイテッドだが、セント・ジェームズ・パークに乗り込んだこの試合は今季絶望となっているロビン・ファン・ペルシーに加えて、ウェイン・ルーニーも負傷欠場となった。
さらに、チャンピオンズリーグ・ベスト8のバイエルン・ミュンヘン戦に挟まれた試合ということもあって、アンデルス・リンデゴーアがリーグ戦で今季初先発するなどメンバーを一部変更。ハビエル・エルナンデスをセンターフォワードで起用し、2列目には左から香川、マタ、ヤングが先発した。
一方、ここまで0-3、0-4と大量失点での連敗を喫しているニューカッスルは、立ち上がりから積極的な姿勢でユナイテッドを上回るパフォーマンスを見せていた。
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