FIFAからの移籍禁止処分で【写真:goal.com】
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、移籍禁止処分についての話し合いを求め、FIFAのゼップ・ブラッター会長との接触を図ろうとしているようだ。
18歳未満の選手たちの国際移籍に関して規定違反があったとして、FIFAは2日にバルセロナに対し今後2回の移籍市場での選手の移籍を禁じる処分を下した。今年の夏と2015年1月の移籍市場での補強が不可能ということになる。
バルセロナはこの処分を不服とし、バルトメウ会長はFIFAに対して異議申し立てを行うことを表明。異議が棄却された場合には、スペインサッカー連盟とともにスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意志も明らかにしている。
スペインメディアの報道によれば、バルトメウ会長は4日にブラッター会長と電話で会談。現在U-17女子ワールドカップのためコスタリカを訪問しているブラッター会長が欧州に戻り次第、正式な形で直接会談を行うことを求めたようだ。
バルセロナはまた、スポーツに関する権利の取り扱いを専門とする弁護士グループと連絡を取り、CASへの提訴も含めた今後の対応について協議していると伝えられている。