G大阪(14位)vs鹿島(1位)
開幕5試合でリーグ最多の12得点を記録した鹿島に対し、G大阪は3得点と、自慢の攻撃力は影を潜めている。リアクションスタイルの鹿島と比べて敵陣でのパス数こそ多いものの、肝心のシュート数は思うように伸びず。シュートの前提となるプレーでは鹿島と遜色のない数字を残せているため、得点の土台は整っている。あとは、詰めの作業が必要だ。ただ、シュートにつながったセットプレーの数字では差が開いており、キッカーを含めて変化を求められる。鹿島としては、ボールを保持するG大阪はくみしやすい相手。組織的なプレスでミスを誘発し、カウンターへとつなげたい。
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