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マンU、CL今季最低ボール支配率も主将・監督は希望抱く。「バイエルン倒せる」「チャンスある」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「僕らの2トップの速さは脅威だし、倒せると思う」

――ジミー・フロイト・ハッセルバインク(元チェルシーFW/オランダ代表)

「開始3分に無効にされたウェルベックのゴールは素晴らしいテクニックだった。確かに彼は足を高く上げていた。イングランドの試合では取られないが、欧州戦では取られるファウルだった。ウェルベックは不運だった。

 ウェルベックのGKとの1対1は、ドリブルで抜いてシンプルに決めるべきだった。チップキックは非常に難しいし、決めれば綺麗なゴールとなるが、一番重要なのはゴールを決めること」

 先制点を決めた主将のヴィディッチは試合後、次のように語った。

「大一番だった。1-0になってからも堅い守備を見せていたし、試合を有利に進めることができると感じていたが、一つのミスが同点ゴールに繋がってしまった。相手にはボールを支配されたし、試合の大半は自陣でプレーすることが多かったけど、僕らもカウンターで好機を作っていた。

 今季のCLの試合では、オリンピアコスとの第1戦を除けば、全ての試合でいい守備を見せ、チーム一丸となって良いパフォーマンスを見せてきた。(大敗した)リバプール戦やシティ戦との違いは、カウンターで戦うかどうかの違いだと思う。

 第2戦は今夜と同じ展開になると思う。相手はホームで戦うし、再びボールを支配するだろう。僕らは今夜のように組織的にチーム一丸となって戦う必要があるけど、僕らの2トップの速さは脅威だし、倒せると思う」

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