バイエルンに強い香川真司
黄金時代に突入したドイツ王者に対して、モイーズ監督率いるマンUは周囲を納得させるだけの結果を出せていない。香川真司も不遇の日々を過ごしているが、ドルトムント時代の香川はバイエルンにめっぽう強かった。2年間で5度戦って全勝。攻撃の多くに関与し、得点も奪っている。
しかし、香川が去った後のドルトムントは1勝2分4敗とバイエルンに勝てなくなってしまった。現在のバイエルンの強さは欧州最高レベルであり、単純に香川が抜けたから勝てなくなったというのは強引ではある。
ネット上でも、
「ドルトムントとマンUだとやってるサッカーが違う」
「あれは全員の運動量が豊富なドルトムントだからできただけの話」
というごもっともな意見もあった。
それでも、当時のバイエルンの選手は香川を捕まえきれず、手を焼いていることがこの動画からもわかる。現在のマンUで香川が当時のような輝きを放つことができるか、そもそも起用されるかもわからない。モイーズ監督には、せめてこの動画だけでも見てもらいたいものだ。
【了】
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