「今日はカカ同様に最優秀選手の一人だったのではないか」
キエーボ戦で3-0勝利に貢献したACミラン本田圭佑が地元の番記者から高い評価を得た。前半38分に決定機を外した部分で大幅減点対象とする記者もいたが、チームの2連勝も重なり、軒並み好印象を与えた。
地元ラジオ局「ラディオ・ラディオ」のルカ・ウッチェッロ記者は合格点の『6.5点』を与えた。
「フィレンツェでの試合よりもさらに気に入った。正直言ってラツィオ戦、フィレンツェ(フィオレンティーナ戦)と常に向上している。今日はカカ同様に最優秀選手の一人だったのではないか。
カカは2ゴール決めたし、300試合目ということで別格だけどね。(前半38分の決定機は)簡単なゴールだった。だが、シュートするときにバウンドしたから、外すのも仕方ないかもしれない。
アシストもしたし、闘志のある闘いもみせた。今までの本田が生まれ変わったようだった。チームメイトにもボールを要求したり、息を合わせることやコミュニケーションもよくなってきた。まだいくつかの動きはスピードがないが、これから確実に、スピードも上げることができるのではないか。素晴らしい成長をしている」
カカへのアシストパスのみならず、同僚へのパスやプレー面での要求する個性がピッチ上で発露されてきたことを、ウッチェッロ記者はポジティブに感じ取っている。そして、まさかのシュートミスには同情の余地があるとしている。
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