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セリエA 11年前

セードルフ監督、苦戦続くミランの状況を分析「マンUのように難しい時期。我慢が必要」

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「(合宿について)あまり効果を信じていない」

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リッカルド・モントリーヴォ【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

――明日の試合で重要なことは何でしょう?

「勝ち点3を強く欲すること。この2試合で自信がついた。このエネルギーがブロック解除には必要だった。明日(土曜日)の試合でもこの2試合の魂で戦いたい。このように試合するのはいいこと。キエーボは多くのビッグチームを苦しめた。勝ち点は少ないにしてもいいチームだ」

――負傷者の状況は?

「クリスタンテはベンチ入りする。元気だ。エル・シャーラウィは毎日練習している。彼はよくなってきている。モントリーヴォは重症ではない。毎日どういう状態か確かめている。まだ完治していない。アバーテはピッチを走り始めた。来週復帰を期待している」

――本田は先日フル出場しました。彼の評価は?

「フィレンツェでは素晴らしい試合をした。ただもっと時間が必要だ。ラツィオ戦でもフィオレンティーナ戦でもこの2試合、彼のプレーに満足している」

――前節ローマで行った合宿は不調を脱するひとつの解決法なのでしょうか?

「あまり信じていない。(合宿は)イタリアの文化で尊重するがオランダではしたことがない。あまり効果を信じていない。とはいえ一緒にいる時間を大切にしたい。ローマは一日にしてならず、というではないか。

 3・4ヶ月でチームを築けると思っているのは間違っている。時間が必要だと常に言っている。結果を見せ続けなければならない。ラツィオとフィオレンティーナ戦がただの偶然で優秀だったのではないことを証明しなければならない」

【了】

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