「後半はほとんどすべての攻撃への転換は彼からスタートしていた」
26日のフィオレンティーナ戦、右攻撃的MFで先発フル出場したACミラン本田圭佑が27日付イタリア地元紙で、いずれも『6.5点』という満場一致の合格点を与えられた。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は『6.5点』の高い評価。
「時間が過ぎるごとに目覚めた。チームメートたちとのコミュニケーションは不全だったが、やっと魔法から解けたようだった」と寸評。本来の力を発揮し始めた、という評価だ。放ったシュートは3本。ドリブル成功は3分の2回。縦のロングパス1回と集計している。
MVPはゴールを決めたバロテッリの『7.5点』。ムンタリにも『7.5点』、先制点のメクセスに『7点』と高評価が続いた。ボネーラ、ラミ、デヨング、ターラブと本田は同じ『6.5点』だった。
「コリエレ・デロ・スポルト」紙も『6.5点』。
「パワーとモチベーションに満ちたプレーとそれほどポジティブではないプレーが交互にみられた。後半はほとんどすべての攻撃への転換は彼からスタートしていた」と後半のプレーを高く評価した。メクセス、ターラブ、バロテッリが最高の『7点』だった。
「トゥット・スポルト」も『6.5点』。寸評もポジティブだ。
「初めの試みはセンセーショナルなシュートだった。そしてトモヴィッチを苦しめ、徐々に調子を上げた。守備のカバーや犠牲を払いながらのプレーだった」
最高点はバロテッリの『7.5点』だった。
公式戦6試合ぶりのミランの勝利に貢献した本田には、全紙『6.5点』という高い評価が付けられた。フィオレンティーナ戦では献身的に守備をこなし、チームの勝利に貢献。連携面でも改善が見られた。さらに向上していくことで、“本田株”も回復していくはずだ。
【了】
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