J2、J1を目指すJ3に参入したSC相模原
高原は東京ヴェルディで2シーズン目を迎えたが、世代交代を図るチームに今年35歳になるフォワードの居場所はなく、開幕からベンチから外れていた。そして今回、SC相模原でプレーすることになった。
SC相模原は元日本代表の望月重良氏が代表を務め、2008年に誕生し神奈川県3部リーグからスタート。当初からハイレベルな選手を揃え圧倒的な強さでカテゴリーを上がっていった。
2010年にはJリーグ準加盟クラブとなり、『Jリーグ加盟を標榜するクラブに対する優遇措置』、いわゆる飛び級制度を利用し、早くから全国地域リーグ決勝大会に挑戦していた。しかしJFLの壁は厚く、2013年にようやく昇格を果たした。
この時は飛び級制度ではなく、関東サッカーリーグ1部王者として地域決勝に出場。優勝でJFLを決めている。結果として一段ずつ階段を上がっていったことになる。
そして昨シーズン、JFL1年目にして3位でフィニッシュ。今シーズンからはJ2、J1を目指すJ3に参入している。
第3節を終えて1勝2敗とやや出遅れたが、まだリーグ戦は始まったばかり。高原のデビュー戦は4月6日、ホームで行われるブラウブリッツ秋田戦の予定だ。
ビッグネームの加入で、SC相模原はもちろんJ3の注目度も上がりそうだ。
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