「明日はターラブが先発するかもしれない」
ACミランのクラレンス・セードルフ監督が25日、アウェイ・フィオレンティーナ戦前日の記者会見に出席した。ミランは前節ラツィオ戦に続く、アウェイ戦となったためにローマに留まり、合宿を行っている。
このために記者会見はローマ市内のホテル、パルコ・ディ・プリンチペにて行われた。ラツィオ戦では右攻撃的MFで先発起用された本田圭佑だが、セードルフ監督はターンオーバーはしないと明言しながらも、モロッコ代表MFアデル・ターラブの先発を示唆しており、本田がベンチに戻る可能性もある。
――フィレンツェでの選手起用はどう考えていますか?
「フィオレンティーナ戦ではターンオーバーはしない。選手たちが出られない場合だけ、違う選手が出場する」
――トップ下には誰を起用しますか?
「明日はターラブが先発するかもしれない。ラツィオ戦でもメンバーを変えたし、変える事もある。とにかく結果をあげることだけ考えている。戦術やフォーメーションは『聖なるもの』ではない。
聖なるものは私の哲学。どの戦術にもあてはまる。カカーはラツィオ戦ではより真ん中でプレーしていた。相手のスペースを利用する必要がある時には右に開くこともあった」
――ターラブは前節、なぜ控えだったのでしょうか?
「私は誰も外していない。ターラブについては(スタメンではないという)選択をしたまでだ。救世主を待つことはできない。攻撃的な選手にはクオリティーが高い人間が多い。私は誰も外してはいない」
【次ページ】「私の努力は欠いていない。今は結果を求めよう」