「哀れなパフォーマンスに全く変化はなかった」
25日に行われたプレミアリーグ第31節で、マンチェスター・ユナイテッドはホームで宿敵マンチェスター・シティに0-3で敗れた。香川は後半開始からMFクレバリーに代わって4-2-3-1の右MFで出場し、後半途中から左MFでプレーした。
香川/ユナイテッドの現地評は以下の通り――。
スカイスポーツ(テレビ局)=5点(低評価):クレバリーより悪かった。
――ガリー・ネビル解説者(元ユナイテッドDF/イングランド代表)
「ユナイテッドはリバプールに完敗し、シティにも惨敗した。誰もリスクを恐れずに良いパスを出そうとしない。彼らは方針を再考する必要がある。攻撃に素早さもなければ、力強さもない。今の彼らは自己目標を失っている」
――ポール・スコールズ解説者(元ユナイテッドMF/イングランド代表)
「私の現役時は、たとえ2、3点を追うような状況でも、完敗するようなプレーはしたことがなかった。今夜の試合は1点を追う状況でさえも、巻き返せるとは思えなかった。ただ、監督はまだ就任して9ヶ月だし、支持しなければならない。
モイーズは2選手を補強したが、まだ機能していないし、彼は間違いなく来夏に後援が必要となる。昨夏、彼が思い通りの支援を受けていたかは不確かだ。数ヶ所の補強に取り組む必要があると思うし、セントラルMFの補強は過去数年間、試み続けている事だが解決していない。
守備陣もビディッチをはじめ、ファーディナンドやエブラも去りそうな状況を考慮すると、3人の主力DFがいなくなってしまうことになる。攻撃陣は大丈夫だと思うし、ファン・ペルシー、ルーニー、マタが本来のポジションで起用されれば問題ないと思う。監督は中盤と守備を見直す必要がある」