自由席を指定席に変更することも視野に
「まず、我々が今スタートしたのは、その『コア』と呼ばれるゴール裏のチームだけではなくて、あらゆるサポーターの方からいろんな意見を聞いていこうと。もちろん、今仰ったグループも含めての話ですけれども。
それと、この事態が起こった時に、ホームページに色んな意見をいただいております。それらを総合すると、やはりゴール裏、バックスタンドの応援のあり方、スタジアムの運営の仕方を変えていかないといけないと思います。
グループの解散以前に、まず我々がいかにゴール裏、バックスタンドをしっかり管理できるような形をとれるかということを今考えています。
具体的には、今までは通路も含めて応援が埋まっていましたけれども、それだと何が起こっても我々は入っていけないんですね。そこにも入れるようにして、我々のスタッフ、それから警備会社の方にも入って行ってもらうと。まずそういうことをやっていこうと。
それとルールという意味では、いろんなルールがありましたけれども、旗の持ち込みのルールを変えていくとか、またはグループ、それから旗の登録制といったものも導入していきたいと考えています。これもあらゆるサポーターの皆さんとの話し合いの中で築き上げていくものかなと考えております。
そういう積み重ねを早急にして、変えていきたい。『断固として我々は生まれ変わるんだ』という意識でやっています。信用してください」
――(ゴール裏は)自由席ですけども、それを指定席にすることでより管理はしやすくなると思いますし、今自由席は「不自由席」と言われているくらい、既得権益を得たサポーターが同じ場所を陣取るということ、あるいは先に入場した者が数多くの席を埋めてしまうことで、サポーターが去っている状況が少なからずあると思いますが、今後、自由席が指定席に変わることもふまえて考えてください。(記者F)
「はい。そういうことも視野に入れて考えています」