淵田敬三社長、記者会見冒頭のコメント
「浦和レッズ代表の淵田でございます。本日、無事無観客試合を終了できまして全ての関係された皆さま方に、まず御礼と感謝を申し上げたいと思っております。
特に、本日の趣旨をご理解いただいた浦和レッズのファン・サポーターの皆さま、そして清水エスパルスのファン・サポーターの皆さま。本当にありがたく思っております。
また、両チームの選手も最後の最後までファイト溢れるフェアプレーをしていただいて、本当にありがたく思っています。このような状況の中でプレーすることは非常に難しいと思っていますけども、本当に最後まで戦ってくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
本日の試合を経験しまして、『サッカーはやはりサポーターがいないと寂しい』と、『サポーターの応援があって初めてサッカーなんだ』ということを痛感いたしました。二度とこのようなことを起こさないように、改めて肝に命じた次第であります。
本日は、皆さま方も十分認識いただいたと思いますが、浦和レッズにとって再出発の日でございます。『SPORTS FOR PEACE!』。差別を撲滅して、断固として戦っていく浦和レッズに変わってまいります」
続いて、淵田社長から資料が読み上げられ、『SPORTS FOR PEACE!』の説明があった後、質疑応答に移った。
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