カギ握るレヴァンドフスキの初戦欠場
1日のもう一試合は、バロセロナ対アトレティコ・マドリーという同国同士の対戦だ。
この2クラブは、過去CLでの対戦は無いが、今シーズンはスーペルコパの2試合(1-1、0-0)、リーガ1試合(0-0)と三度度対戦。スーペルコパはアウェーゴールによってバルサが制したものの、90分での決着はついていない。
リーガでもレアル・マドリーを含めて優勝を争っている両クラブだけに、何としても負けられないプライドがぶつかり合う好ゲームとなるはずだ。
2日のカードで注目したいのは、レアル・マドリー対ボルシア・ドルトムントという昨シーズンの準決勝の再戦だ。
昨シーズンは、圧倒的有利と目されながらも2試合合計3-4で敗れたマドリー。特に1-4で敗れたアウェーゲームでは、ドルトムントの代名詞“ゲーゲンプレッシング”の餌食となり、支配率で56.4%と上回りながらもロベルト・レヴァンドフスキ1人に4点を叩き込まれた。
さらに、グループステージでも対戦しており、トータル1勝1分け2敗と負け越し。アウェーゲームでは、グループステージでも1-2と完敗している。今シーズンはレヴァンドフスキが累積警告で欠場するホームでの初戦できっちりリードを奪っておきたいところだ。
最後のカードは、PSG対チェルシーの一戦。
この2クラブは、ジョゼ・モウリーニョ監督のチェルシー1年目となる04-05シーズンにグループステージで対戦。チェルシーが1勝1分けと勝ち越している。
さらに、モウリーニョ監督はPSGのFWエディンソン・カバーニの獲得を熱望。カバーニは、今夏に6400万ユーロ(約83億5000万円)という破格の移籍金で加入しながらも、ズラタン・イブラヒモビッチが君臨する本職のセンターフォワードではなく、右ウイングで起用されていることに不満を持っているという。
すでに交渉に入っているという情報もあるだけに、モウリーニョ監督に直接アピールするチャンスに燃えているはずだ。