F東京(13位)vs川崎F(16位)
今季最初の「多摩川クラシコ」は、互いにリーグ戦初勝利を懸けての戦い。リーグ上位のシュート数が示すように、両チームとも多くの試合で主導権を握ってはいるが、ちょっとした詰めの甘さが致命的な失点へとつながっている。高い攻撃力の維持と、守備のリスクの軽減。
この2つを同時に実現するためのポイントとなりそうなのが、セカンドボールへの対応だ。ともにこぼれ球の奪取率は高い方ではなく、それが危ない場面を作られる遠因となっているのではないだろうか。攻撃に出るか守備に回るかの分岐点となる、こぼれ球の行方に注目したい。
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記事提供:Football LAB/データスタジアム