川崎F・大久保嘉人は通算ゴール数が歴代7位
個人としては、昨年のリーグ戦を湧かせたストライカーたちにそろそろエンジンがかかってきたのが興味深いところだ。
13年の得点王である川崎フロンターレの大久保嘉人は、前節大宮戦で今季初ゴールを記録。チームはリーグ3試合未勝利だが、エースのゴールは頼もしい限り。大久保は通算ゴール数を116点にまで伸ばし、ジュニーニョと並び、歴代7位となった。
その大久保と熾烈な得点王争いを演じたアルビレックス新潟の川又堅碁も前節のヴァンフォーレ甲府戦で初ゴールを記録。
昨年の得点ランク3位のサガン鳥栖・豊田陽平は開幕2試合で3得点と好調だったが、前節鹿島戦では痛恨のPK失敗。今節は新潟対鳥栖とのカードが組まれており、川又と豊田のストライカー対決にも話題が集まりそうだ。
そしてなんといっても、18日のACLで公式戦初ゴールを決めたセレッソ大阪のフォルランだろう。いよいよ本領発揮といったところだろうか。相手は3試合連続無失点の首位・鹿島だけに、フォルラン対鹿島守備陣という構図は今節の見所としてあげておきたい。
【了】
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