「こんなくだらない所へ来るより、アーセナルの試合を観たかった」
そのシティは、元オアシスのキャラガー兄弟が大ファンであり、ライバルのマンチェスター・ユナイテッドを嫌っていることは有名。先日のキャピタル・ワンカップ優勝時には、ノエル・キャラガーがロッカールームに出向いて祝福。セルヒオ・アグエロら選手もロックスターからの祝福に歓喜し、ツイッターに写真を投稿していたことが話題になっていた。
また、アーセナルではオリヴィエ・ジルーのチャントに「ヘイ・ジュード」の替え歌を使用。「NA~NA~NA~NANANANA…ヘイ!ジル~!」といったチャントには、本人も「鳥肌が立つ」と喜んでいる。
さらに、パンクのカリスマ、元セックス・ピストルズのジョン・ライドンもアーセナルの熱心なサポーター。スタジアムのシーズンチケットを持ち、かつて自伝出版を記念したパーティーの席では「こんなくだらない所へ来るより、アーセナルの試合を観たかった」と、得意の皮肉を言っていた。
そのほかのアーセナルファンには、ザ・フーのロジャー・ダルトリーや、キンクスのデイヴィス兄弟ら大御所の名前が連なる点は、さすがロンドンといったところだ。
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