サッカーで菓子を食べるという前例はある

　通常、プロのスポーツ選手は食事の栄養管理に配慮する必要があるため、お菓子は御法度とされているが、スカンソープは公式ツイッター上にハーフタイムに提供しているグミやチョコパイなどのお菓子を掲載。

　その秘策あってか、スカンソープは現在リーグ34節を終えて18試合連続無敗記録を築いている。

　テニス界でラファエル・ナダルやノバク・ジョコビッチといった最高峰の選手が試合の休憩中にバナナを食べているのは良く見る姿であり、サッカー界でもハーフタイムにオレンジが提供されるという伝統文化はあるが、それらは栄養価の高い果物にとどまっていた。

　サッカーにおいては、2005-06年シーズンにマンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドが試合中にチョコバーを食べて話題になったが、他ではあまり聞かない。

　試合中の糖分摂取は集中力を高めるとも言われているが、消化に悪い菓子類による糖分過剰摂取には賛成よりも反対の声の方が大きい。それでも菓子には人間の食欲を満たす力があるため、科学的に証明できない選手のモチベーションを高める効能が働いているのかもしれない。

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