温存する選手多い中、本田はスタメン予想
ACミランの本田圭佑が8日のアウェイ、ウディネーゼ戦で4-2-3-1システムの右攻撃的MFで先発すると、地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は試合当日の8日付の紙面で予想している。
5日の日本代表ニュージーランド戦で先発出場した本田にとっては、中2日の強行軍で出番となる。前節ユベントス戦ではボランチで途中出場し、ミスが散見され地元紙で酷評されていただけに結果を出したいところだ。
バロテッリというエースの他に、カカ、ターラブというポジション争いのライバルは本田が今季ミランでの出場資格を持たない欧州チャンピオンズリーグ、アトレティコ・マドリー戦のために温存されるが、この日の出番はトップ下ではなく右攻撃的MFとなる。
クラレンス・セードルフ監督は前日会見で「ポジションの疑問はクラブ内部よりも外部から出てくるものだ。だから問題はない。彼はこれからもあの(右攻撃的MFの)ポジションで成長し続けていけると思う。他の選手との兼ね合いも考えなければならない。
カカも真ん中でプレーしたがる選手だ。彼はバロンドールを獲得した選手。要するにチームにとって、それぞれの選手の特徴を理解して、バランスを保てるようにチームに貢献させていくことが肝心だ」と語り、本田のトップ下構想は指揮官の中では現状存在しない。不慣れな右で結果を出すしかないのが、本田の現状だ。
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