昨シーズン、J2東京ヴェルディはクラブ史上最低の13位に沈んだ。慢性的な経営難に陥っており、生え抜きで期待の星だった中島翔哉も今オフに手放した。今シーズンの胸スポンサーもいまだ決まっていない。そんな中でクラブは、SNSを活用しパートナーを獲得しようと試みている。
クラブの公式twitterアカウントは「#緑パートナー募集」というハッシュタグを作り、クラブ支援を積極的に呼びかけた。
また公式HPのトップには、南秀仁、高木大輔、杉本竜士、安西幸輝、菅嶋弘希の若手5選手が、『僕たちとともに未来をつくりましょう!』とパートナーを呼びかける画像が掲出されている。開幕戦では、ゴール裏のサポーターが『胸スポンサー募集中!!』という弾幕を掲げた。フロント、選手、サポーターが一丸となって取り組んでいるのがわかる。
ピッチ上で結果が出ない、スポンサーが決まらない、クラブを背負うはずだった若手を引き止められない。悪循環に陥っているかつての名門だが、まずは一刻も早く胸スポンサーを獲得したいところだろう。
【了】