「サッカーが360度変わったことに慣れるのに苦労している」
「ロシアで何年もプレーしてから来た。ヨーロッパとロシアではバイオリズムが全く違う。CSKAに本田がまだ所属していたら、12月8日からCLが始まるまで冬休み期間となるはずだった。
ミラン移籍後、フィジカル・コンディションの準備のバランスが崩れた。本田は欠点のないプロ選手なので、その点はそんなに苦しんでいないかもしれないが。それよりもサッカーが360度変わったことに慣れるのに苦労しているようだ。
時間が必要だが、今はマーケティングだけがサッカー的に評価に値すると言えるだろう。本田はミステリーなオブジェだ。それを言うのに、プラティニやジダンを持ち出して言わなくてもいい」
記事ではロシアリーグとセリエAの日程面の違いや環境面の差異から、身体面のバイオリズムに適応できていないのかも知れないと分析。目立った活躍のない現時点ではマーケット目的の補強と言われても、仕方がない状況だが、その見極めはもう少し時間が必要だ。
だが、ザッケローニ監督が話した、プラティニやジダンのような天才の適応時間の例を引き合いに出すほど大げさな話ではないだろう、と結論付けている。
【了】
関連リンク
フットボールサミット第8回 本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日
本田圭佑と香川真司 日本代表の核となる二つの個性