（エジルについて）ヴェンゲル「失意から立ち直れていない」
ロンドン警視庁の広報は、「21日の午後7時ごろ、交通事故が起こったとの通報があった。被害者の30代男性が軽傷を負ったとされ、警察官が車の運転手に事情聴取した」と話したが、逮捕には至らなかったという。
昨夏、アーセナルの移籍金史上最高額でレアルマドリーから加入したエジルは、19日にホームのエミレーツ・スタジアムで行われたチャンピオンズリーグ16強第1戦のバイエルン戦で、前半8分に先制点となりうるPKを外し、その後チームはGKシュチェスニーが退場して0-2で敗れた。
エジルは自身のフェイスブックに「翌日、調子が戻らなかった。みんなすまない。あんな風になるはずじゃなかった」とファンに対し謝罪すると、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督もエジルについて、「失意から立ち直れていない」と説明。エジルは22日のサンダーランド戦のメンバーから外れ、2日間のオフをドイツで過ごした。
1日に行われた第28節のストーク戦でも先発落ちし、0-0で迎えた後半21分から途中出場するも、その10分後にアーセナルはPKを献上して失点して0-1で敗れた。
アーセナルは同節3位に転落し、首位チェルシーとの勝ち点差が4に開いたほか、試合数が2つ少ない4位マンチェスター・シティとの勝ち点差も2と迫られているだけに、今季も無冠に終わる可能性がチラつき始めた。
エジルはアーセナルの即戦力として今季好調の立役者となってきただけに、エースの復調が10年ぶりとなるリーグ優勝へのカギを握っている。
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