G大阪(2013年J2 1位)vs浦和(2013年J1 6位)
パスサッカーを志向するG大阪と浦和。その中心にいるのは、遠藤と阿部だ。ともに指揮官の理想を実現する上で欠かせない選手であるが、パスの性質を比べると役割の違いが表れる。攻撃時に最終ラインに入る阿部は後方でショートからミドルレンジのパスを使って相手を揺さぶるのに対し、遠藤はショートパスを主体に攻撃にリズムを付けながら崩しの局面で活躍していることがうかがえる。これはラストパス数を見ても明らか。それぞれのキーマンを抑えることが、両チームの課題になることは間違いない。そのマークをかいくぐり、勝利へ導くのはどちらか。
【了】
記事提供:Football LAB/データスタジアム
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