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元マンU主将キーン、古巣を猛烈批判も監督は擁護「モイーズは質の低い選手たちにショックを受けている」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography , Marc Morris / Kaz Photography

ファン・ペルシー、モイーズ監督の嘆き

元マンU主将キーン、古巣を猛烈批判も監督は擁護「モイーズは質の低い選手たちにショックを受けている」
枠内に放ったシュートは試合終了間際にファン・ペルシーが放った1本のみ【写真:Marc Morris / Kaz Photography】

 枠内に放ったシュートは試合終了間際にファン・ペルシーが放った1本のみにとどまり、同選手が出したパスは21本中12本しか成功しないなど、エースの不調ぶりも浮き彫りとなった。英スカイスポーツによると、ファン・ペルシーは試合後、モイーズ監督が記者会見に応じている際、オランダメディアに対してチーム戦術を批判するコメントを発した。

――ユナイテッド、FWロビン・ファン・ペルシー

「チームメイトが僕のプレーしたいエリアにいたから難しかった。だから自分の戦術を変えなければならなかった。プレーのスピードが遅かったし、試合を通して枠内に放ったシュートも1本のみだった。

 それは少なすぎるし、みんなガッカリしている。第2戦での逆転は可能だし、ホームでは3-0で勝てるはずだ。第1戦は相手がすごかった訳じゃなく、僕らが機能しなかっただけ」

――ユナイテッド、デイビッド・モイーズ監督

「これまでの欧州戦で最低のプレーをしたことは間違いない。本当に酷いパフォーマンスだったし、開始からおかしかった。私が責任を取るし、我々はプレーを改善しなければならない。我々はそれができるし、まだ第2戦があるというのは大きい。選手たちも傷ついているが、我々は団結していく」

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