「(中村憲剛から)『やりにくい』って言われました(笑)」
――仕事の印象はどうですか。
「年間の動きを確認するミーティングをやったのですが、全然ついていけなかった。特に天野さんは大変ですよ。選手時代はそこまで大変だとは思っていなかった」
――天野部長の存在、影響は大きい?
「勝手に突っ走っている人のように見えましたが、超激務ですね。影響されたのは事実です(笑)」
――具体的にどういう形で携わっていきそうですか。
「半年くらいは色々と業務を手伝ったりしながら、会社全体のことを知っていくのだと思います。ゼロからのスタートですが、ゼロではない部分も生かして何かできればいいですね」
――麻生グラウンドに行っての仕事は何かしたのですか?
「一度、スーツ写真の撮影準備で行きました。クラブハウスにいって選手にサインをもらいましたよ」
――麻生のあの坂道を登っていくとき、感傷的になったりは?
「懐かしいな、ですね。みんなが練習しているのに、こっちで作業しているのは変な感じでもありました。ちゃんと選手に頼んでサインをもらいましたよ」
――中村憲剛選手には事前に連絡したりは?
「何も言わないです。麻生では『やりにくい』って言われました(笑)」
――選手たちとの距離感は、何か意識しますか。
「少し距離を置く必要もありますね。僕が今までの立場を使って何かをさせるのはよくないですし、そこは一歩引いて接していこうかなと考えてます。強引なやり方はしないでおこうと思っています」