補強面と総合力それぞれの診断結果
補強診断 B
主力の流出なく、補強は的確
大きな戦力補強はなかったものの、主力の流出も無く戦力は保たれた。少ないながらも、獲得した選手たちは弱点を補う選手や、チームのスタイルに適した選手で、しっかりとポイントを抑えている印象だ。
そして補強以上に、風間監督が求めるスタイルの成熟度が上がっていれば、チームとしての総合力は昨季を上回るだろう。
総合力診断 A-
タイトルへの不安要素は主力の負傷離脱
昨季の中盤から後半にかけて披露したパフォーマンスを開幕から維持できれば、タイトルも十分に狙えるはずだ。
唯一の懸念材料はACLと並行することによる過密日程や、主力の負傷離脱だ。特に攻撃陣に関しては、主力と控えの差が大きいだけに、風間監督の管理能力も問われるシーズンとなりそう。
とはいえ、風間監督が作り上げた多彩なバリエーションから繰り出される攻撃サッカーが、アジアの強豪を相手にどれだけ通用するかは、サッカーファンとして非常に楽しみだ。
【了】
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