自身のツイッター上で「妻、家族、友人、監督、同僚、ファンに謝罪する」と自白
この行動がチームに不穏な空気をもたらしたのか、報道前日に行われた8日のリバプール戦でアーセナルは1-5で大敗。沈黙を守ったジルーは12日のマンチェスター・ユナイテッド戦にも出場するが、周囲の圧力からか決定機をはずし続け、試合は0-0の引き分けに。
その後チームから調査を受けたジルーは、再びリバプールと対峙したFA杯16強の試合直前に自身のツイッター上で「妻、家族、友人、監督、同僚、ファンに謝罪する」と自白。1-2で辛勝した同試合では先発落ちし、終盤2分のみの出場に留まった。
16日付のサン紙では、当のモデルが「オリビエが私との関係について嘘をついたのは哀れだし、彼は墓穴を掘っている」と言い放つコメントを掲載。だが、同モデルがツイッターで「おバカさんたち。ネタの出所を確かめて。私たちは寝てない」と事実関係を否定すると、ジルーも「確かに間違いは犯したが、不貞行為はしていない」と呟いた。
とはいえ、クラブから謹慎処分に科されたジルーは、19日にホームで行われたチャンピオンズリーグ16強第1戦、バイエルンとの大一番にも欠場し、チームは0-2で敗れた。
謹慎が解けた22日のサンダーランド戦では6試合ぶりの得点となる2ゴールで4-1の勝利に貢献したジルーだが、真の意味で汚名を返上するには、バイエルンとのリターンマッチでの大逆転勝利と、10年ぶりのリーグ優勝に向け、得点を量産することがカギを握る。
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